ブラガから始める『シルマリルの物語』




ドイツにBLIND GUARDIAN(ブラインド・ガーディアン。通称ブラガ)というその筋では割と有名なバンドがいるんですが、彼らは筋金入りのファンタジー大好き野郎としても有名で、出すアルバム出すアルバムに、トールキンやムアコック、アーサー王伝説などをネタにした歌がちりばめられてます。
中でも、1998年に発売した6thアルバム・『NIGHTFALL IN MIDLLE‐EARTH(ナイトフォール・イン・ミドル・アース)』に至っては、トールキン好きが嵩じたあまりCD1枚まるごと『シルマリルの物語』ネタで埋め尽くされてます。この作品はストーリーを再現するためにナレーションや小曲を挿入する構成と、彼らの音楽性の移行によってファンの間でも賛否両論分かれているのですが、自分個人としては最高にツボ直撃な愛聴盤です。しかし、いかんせん原作知らないと歌詞の意味がさっぱりわからんというシロモノゆえに、どうにもこうにも消化不良な気分だったことは否めませんでした。
そんな中、ネットでこのアルバムの評判を見てみると、原作を読んでる人の間では極めて評判がいいのです。そこで自分は「『シルマリル』読んで初めて、このCDを十分に楽しめるんだろうな。ていうか、オタクの端くれとして『シルマリル』読んでないのもマズいか」と思い、購入しました。
そして何とか読破したわけなんですが、これがまた面白かったのですよ。『指輪物語』よりも面白いんじゃないの?ってぐらいに。まあ、『指輪』の場合は訳がアレでしたし、『ドラゴンランス戦記』みたいに「読み直したら前より全然面白かった」ってこともあるかもしれませんが。とにかく内容に関しては文句のつけようがありません。
しかし、トールキン先生が文字通りライフワークとして創り上げた作品だけに、他に類を見ないほど内容が充実しており、生半可な覚悟では読めないのも事実です。とにかく固有名詞が多すぎて、一日読まないだけで「えーと、フィンゴンがフィンゴルフィンの息子で、フィンロドはフィナルフィンの息子なんだよな?」とか「…カラキルヤって何だっけ?」とかそういう状態になっちゃうし。
そこで、自分の頭の中の整理のために『シルマリルの物語』の内容をまとめてみようと思い、このコンテンツを作ってみました。自分がネットで見た限り、トールキン好きが『ナイトフォール〜』を紹介するコーナーは結構あるのですが、ブラガ好きが『シルマリル〜』を紹介する逆パターンは少なさそうなので。まあ何とか見られるような内容になるよう頑張ってみる所存です。
それでは、ブラガサウンドをBGMに、『シルマリルの物語』の世界に心を遊ばせてみることにしましょう。



The Silmarillion


まず、創生神話と超常的存在の紹介が語られます。

アイヌリンダレ
(アイヌアの音楽)


ヴァラクエンタ
(ヴァラールについての話)

*この2つは前フリみたいなものなので、ページ数としてはそう多くありません。しかし、語られている内容は重要です。『指輪物語』の序章を飛ばして読めとはよく言われることですが(事実、自分も飛ばした)、アイヌリンダレとヴァラクエンタについては飛ばさずに、ざっとでも目を通した方がいいと思われます。

そしていよいよ本編です。

クウェンタ・シルマリルリオン
(シルマリルの物語)

*この本編、二十四章構成でざっと350ページというボリュームですが、意外にも(思ったよりは)スラスラ読めます。というか、読み終わってみると、「もっと長くていいよ」と思えるぐらいです。

(以下、続く)




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